こんにちは、小林です。
2023/05/20 ~ 2023/06/04 に開催された技術書典14のオンラインマーケットで 「おいしい健康 Android Tech Book」を無料頒布しました!
今回は頒布した経緯と出典してみた感想などを綴っていきたいと思います。
技術書典とは
技術書典とは新しい技術に出会えるお祭りです。技術同人誌のイベントで出典サークルが自分達で執筆した同人誌を頒布、来場者は技術書典にしかない技術書を求める面白いイベントです!
「おいしい健康 Android Tech Book」
おいしい健康内で有志を募り技術書典14で頒布した本です。 弊社Androidチームメンバーが思い思いに書いた内容を1冊にまとめたオムニバス形式となっており、好きな章から読み進めることができます。 結果、ComposeのUIテストやVersion Catalog、GlanceなどのAndroid界隈のトレンドが詰まった本となりました!
無料でまだDLできますので、DLし忘れた方は是非今からでもDLしてみてください!
頒布に至る経緯
ここからは頒布までの経緯や感想などを書いていきます。
弊社が技術書典で会社規模やチーム単位での出展は今回が初めての試みとなりました。
以前から、他社様で会社やチーム単位での出典を見かけることがあり、自分の中で「そういうのやってみたいなあ」と思うようになっていました。
その中で技術書典14の発表があり、一緒に本を書いてくれる人を探して声をかけていきました。 私が過去に技術書典での頒布経験があったことから、事務作業や環境構築などの知見を活かすことができ、有志メンバーには執筆に集中してもらえる環境が提供できると見越していたので、その点から誘いやすさもありました。
声をかけた人たちは、快諾してくれて感謝です!
企画会議
有志を募ったものの「何を書くか」を考える必要があります。 おいしい健康内で利用している技術に限定するかどうか迷ったのですが、今回は初めての試みということもあり「執筆が進む」テーマがいいなあと考えていました。
そんなこともありコンセプトとしては「おいしい健康に勤めるメンバーが書いた本」というゆるふわな設定にして何を書くかはメンバーの意向に任せる形となりました。
結果としては、トレンドが詰まったいい出来になったと思っています。
執筆環境
以下のツールを使って執筆進めていきました
Re:VIEW
TechBoosterの皆様がRe:VIEWテンプレートを公開してくれており、そちらのテンプレートを有難く利用させていただきました。
Git / Github / textlint
Re:VIEWのソースをGitでバージョン管理しつつ、Github用いてチーム開発よろしく進めていきました。 pushに合わせてtextlintの実行やpdfファイルのビルドを自動化して校正やアーティファクト確認を簡略化しておきました。
表紙準備
本の中身はもちろん大事ですが、表紙もとても大事です。 どう準備しようかと考えていたところ有志メンバーの1人が表紙をデザインしたいと立候補してくれました。 その表紙もクオリティがとても高くて執筆にかけるモチベーションにも繋がりました!
(表紙かわいいから見て!)
オンラインマーケット開催
なんとか開催までに本を用意できなんとかスタートからオンラインマーケット上で頒布できました。
どれくらいDLされているかをリアルタイムで感じるために、専用のSlackチャネルを作り DLされたら通知が飛ぶように設定しておきました。
公開から同時にどんどんDLされその度に通知がくるので、うれしい限りでした。
開催から3日で100冊DL達成
開催初日で50DLされ、3日で100冊DL達成しました。(これはすごいのでは...!!!と思ってます。)
その後もどんどんDLされつづけ200冊DL目前です!
今もDLできますよ!
上にも書きましたが大事なことなので2回(ry
技術書典14は本日深夜無事クロージングしましたが、電子版はまだDLできます! 無料で頒布中ですので、是非手に取ってみてください!
最後に
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